MQL5が日本語化されて、ロシア語や英語の記事がMetaQuoates社によって日本語化されています。世界中の方が書いている中からMetaQuoate社さんがこれはと思われる記事を翻訳されているかと思います。いくつか紹介したいともいます。
・プライスアクション。つつみ線パターンのトレード戦略を自動化するには
https://www.mql5.com/ja/articles/1946
ローソク足のプライスアクションの一つ、つつみ線を使った日足トレードのEAコードです。日足ベースですので、取引回数は少ないですが、主要な通貨ペアですべて2014年は+になっている事が示されています。特別なフィルタなしに取引しているあたりが、すごく良いですね。
・EA(エキスパートアドバイザー)のテストと最適化
https://www.mql5.com/ja/articles/1385
EAにおけるテストと最適化の方法を記載しています。ヒストリカルデータとして保持している期間の前半をパラメータ最適化に使用して後半をパラメータの確認に使うというやり方です。あたりまえといえば当たり前なのですが、この記事を見るまで、意識しては実施していませんでした。
・利益のあるトレード戦略をどうやって探すのか
http://www.metasys-seeker.net/MQL4_Reference_ver1/18-01_iAC.html
アクセラレータオシレータでの遺伝的アルゴリズムを利用したバックテストでのパラメータ最適化を行っています。過剰最適化ではないか?ということに対して、筆者はバックテストを行った期間と隣接する期間を同じパラメータで動作させても利益が出ることを示しています。これはEAのパラメータを断続的にバックテストを実施して随時パラメータを更新することが可能であれば、相場の環境を随時解析しながら取引が行える可能性を示しています。
ただ、これを自動的に行おうとすると、EA内にバックテストと同じ機能を実装するか、OSのタスク処理などを利用した週末の自動バックテスト実行処理組み込みなど1段階手間がかかりそうです。
※この件で、2つのMT4をインストールして片側をバックテスト用にもう一つを取引用にと考えたのですが、いま単純には同じ会社のMT4を二つインストールはできませんよね?インストーラーでフォルダ選択が消えている気がします。
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