2018年5月2日水曜日

Visual Studio 2017に作成済みのAnaconda仮想環境を追加する。

ということで、Visual StudioにPythonの開発環境を整えたいと思います。

Pythonの開発環境では、Visual Studio Coreというオープンソース版を使う事が多いと思います。実際Anacondaのインストール時もVisual Studio Coreのインストールを聞かれます。Windowsの場合は、VC++のコンパイル環境などを含むCommunityが利用可能ですので、こちらを利用します。

仕事がC#/VC++なので、環境がすでに整っているというのもあります。

ここでは、Visual Studio Communityはすでにインストール済みの前提です。
まだの方はこちらからダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/community.aspx

蛇足ですが、ナデラ体制になってマイクロソフトもずいぶん変わりましたね。ほぼほぼフルの開発環境が個人向けではただで手に入るとは・・・。

VisualStudioを立ち上げてメニューから「ツール」→「ツールと機能を取得」を選択します。

C++によるデスクトップ開発と、Python開発を選択します。
Python開発では、Anacondaのインストールも可能ですが、前回すでにインストール済みですので、ここはチェックをしません。デフォルトのままで行きます。
C++によるデスクトップ開発は、CUDA関係のビルドに必要になります。

チェック終わったら変更ボタンをおしてインストールを行います。

すでにAnaconda仮想環境は作成済みのですので、作成済みの環境を追加したいと思います。
ちょっと悩んだのですが、マイクロソフトのページにちゃんと載っていました。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/python/managing-python-environments-in-visual-studio#manually-identifying-an-existing-environment

Visual Studioを起動して、新しいプロジェクトの追加でPython アプリケーションを選択します。

作成したPythonプロジェクトのソリューションエクスプローラーでPython環境を選択し右クリック、「すべてのPython環境を表示」を選択します。

「+カスタム」を選択します。
説明の欄にわかりやすい文字列を入力します。今回はtensorflow仮想環境なので、「tensorflow」と入力します。
プレフィックスパスに仮想環境へのパスを入力します。


仮想環境へのパスは、Anaconda promptを起動して「conda env list」と入力すると表示されるパスです。

プレフィックスパスを入力した後、「自動検出」リンクを押すと以下の項目が自動的に入力されますので、「適用」リンクを押します。

再度ソリューションエクスプローラーに戻り、Python環境を選択し右クリック、「Python環境を追加/削除」を選択します。

Python環境でtensorflowを選択してOKボタンで終了です。

これで、仮想環境での開発準備が整いました。


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