さっそく、インジケータの作成を行ってみます。
メタエディタの左側にあるNavigatorウィンドウから、インジケーターを追加したいフォルダを選択して右クリックメニューを出します。
NewFileという項目を選択すると追加ウィザードが開始されます。
追加するファイルを選択します。
今回はカスタムインジケーターを作成する為、「Custom Indicator」を選択します。
新しく作るインジケーターの名前や著作権表示、リンク、パラメータを指定します。
ここでは、インジケーターの名前を「Sample1」にします。その他は適当に入力します。
インジケーターの名前は今から作るインジケーターが分かりやすいような名前を入力します。
後からソースコード上でも変更可能です。
パラメーターもなしで登録します。
空の関数としてコード上に展開されるイベントを指定します。
OnCalculate:価格更新時に呼び出される関数 (MQL4ではstart()でした)
OnTimer:一定間隔で呼び出される関数。EventSetTimer関数で呼び出し間隔を指定します。
OnChartEvent:チャート上のマウス動作などのイベントで呼び出される関数。
こちらも後からコード上で記述することもできますので、とりあえずデフォルトのOnCalculateのみ指定します。
MQL5 イベント
最後は、チャートに関する項目です。
「Indicator in separate window」にチェックを入れると、チャートに下部に分離して表示するインジケーターになります。MinimumやMaximumは分離して表示するインジケーターの最大最小値です。
Plotsはチャート上に描画する項目を指定します。
ここも後で指定可能ですので省略します。
ここまででウィザード完了です。Sample1.mq4というファイルが作成されます。