だいすけです。
生きてます。
ちょっと2か月ほど相場から遠ざかっていたら、すっかりトレードする意欲を失っていました・・・。
そして、それを後押しするような報道が・・。
FX証拠金倍率を引き下げ 10倍程度に、金融庁検討
な・・・・・。
ただでさえ、海外に比べて厳しすぎる規制をさらにきびしくする(かも)という報道が・・・。まぁ金融庁からのリーク記事なのでしょうが、これはなぜなのでしょうか?
もうあまりに腹が立つので、陰謀論よろしく妄想を垂れ流したいと思います。
あと要望も。
1.倍率規制で一体だれが得をするのか?
倍率規制で、消費者保護をうたっていますが、まったく保護になりません。
それどころか、同じ通貨ポジションを保有するのにより大きなお金が必要になるため、消費者に負担を強制します。50%強制ロスカット時の金額もより大きくなります。
大きな為替変動の時に損額が大きくなるという事を防止するといっていますが、同じ通貨量をもっていれば損額は同じです。
どこまでリスクをとるかは、投資家の問題で金融庁が制限するような事ではありません。(断言)
では、業者はどうでしょうか?
業者は金融庁が制限をしてくれることで、倍率競争をする必要がなくなります。そのため助かるといえば助かるかもしれません。
で、なぜ金融庁が倍率を制限すると消費者保護になるのでしょうか?
業者のところで、あえて書かなかった事があります。証拠金がーになることによる資金回収が出来ない事態を減らすことが出来ます。これが一番のメリットです。
金融庁が上限倍率を規制すると、業者もそれを口実に倍率を合わせることができます。投資家がより大きな金額を口座に入れる必要が出てくるため、急激な変動による資金回収漏れを防ぐことが出来ます。
スイスフランショック時のアルパリUKのような事態を防げるのです。
業者が倒産すると、投資家が預けていた資金の引き出しに制限がかかる可能性があるかもしれません。日本の業者は顧客からの預かり金を分別管理する必要がありますが、ここでは(一部)顧客からの預かり金が-の状況になっている状況ですので、全額返金されるかどうかあいまいです。
これが、金融庁がいう消費者保護ということなんだろうなということは想像できます。
金融庁の理論ロジックは業者を保護すれば、それが実質消費者保護なんでしょ?ということと思われます。
ところが、これではFX業界がどんどん縮小していくだけではないでしょうか?業者を保護するといいましたが、業者にとっても取引が縮小して手数料収入がトレード金額そのものが減るのはデメリットです。
これでは、高倍率で、ゼロカットシステムを導入している海外の業者がどんどん魅力的に写ります。
どんどん日本のFX業界が衰退していくのを目にしている感じです。
こんなどんどん規制ばっかり作っていくのはなぜなんでしょうか?規制緩和が叫ばれて久しい今日、次から次へと規制を作っていくのは、金融庁と金融先物取引業協会の天下り先確保のためのマッチポンプに見えるのは私だけではないはずです。
では、FX業界を盛り上げていくにはどうしたらよいでしょうか?
私の考えは次の通りです。
・倍率規制の解除
・ゼロカットの導入
要は、リスクを取りすぎる投資家が想定していない損害を被るのが問題ということです。海外の業者で導入されているような、ゼロカットを導入すれば倍率規制をなくすという事にすれば、この問題はすべて解決します。
ゼロカットは、(多分)取引スプレット内に保険料が含まれている仕組みです。取引毎に保険料を支払い、値段が飛んだことによる証拠金不足に陥った場合、保険料から補填されるという仕組みです。
ゼロカット向けの保険会社を設立して、業者は保険料を支払う事で、補填を受けるという形にしておけば、保険会社は保険業を維持できるボリュームを維持できるはずです。まぁ金融庁も新しい天下り先を作れるために、それほど悪い提案でもないはずです(笑)
投資家は、倍率が低いが手数料が安い業者と、倍率が高いが手数料が高い業者をトレードの内容によって選択可能です。
規制によって制限するばかりではなく、新しい仕組みによって、すべての人たちが幸せになるような形に収まってほしいものです。
全然、トレードと関係ない話ですが、もうあまりにショックだったので・・・。
あー。私も海外業者にしようかなぁ・・。税制面の問題を込みにしても10倍制限はありえない・・・。
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