中身は単純です。今はやりのAIとかは(勉強はしていますが)横においておいて単純なアルゴリズムで実装されています。
バックテスト上では+になっています。ここに人による裁量判断を入れれば、もっと取れそうです。
ということで、自分用メモも含めてEURUSD裁量トレード派に向けてGewinn9のバックテストからわかったEURUSDの傾向と対策を公開したいと思います。
なお、お約束ですが、これはバックテストの結果からみた傾向というだけで利益を保証するものではありません。ご注意ください。
1.週足を確認する
長期のトレンド判断には週足で見るのがよさそうです。見方は簡単です。週足チャートを表示して、MT4標準のFractalsインジケータを表示します。Zigzagも併せて入れておけばイメージしやすいかもしれません。
わかりやすいところだけ、青枠と赤枠で記述しています。
バックテストで確認すると、青枠の処では売らない、赤枠のところでは買わないという制御を入れるだけで、勝率が倍以上違います。
特に前の足の高値安値を超えている場合には絶対に逆張りしないようにしましょう。
逆に枠で囲ってないところは、売っても買ってもそれなりです。もっと時間の短い足で判断した方がいいことがわかります。
2.4時間足前回フラクタル超えは逆張りチャンス
特に2011年以降ですが、頂点を超えた際のブレイクアウトで順張りを狙うより、ブレイクアウト後の高値を狙って逆張りの方が勝率が高いです。最低でもブレークイーブンに終われるチャンスがあり、時によっては大きくとれるからでしょうか?
Gewinn9ではW1のトレンド状態ではない場合、逆張りを狙います。
4時間足のフラクタルを超えた処から逆張りを検討し始めて、1時間足でフラクタルが出るで売り仕掛けます。
なお、次のバージョンでは、フラクタルが出る前に、陰線やら上髭で仕掛けてしまえと思ってテストしています。2011年からの成績は良いのですが、それ以前の成績がかなり波が出るのでリリースしようか悩んでいます。
※EAでは実際にはH1の始値で判断するため、上髭つけた形になるともう少し下の位置で売ります。
■EURUSD H4 フラクタル超えの売り位置
■EURUSD H1 H4での矩形をH1で表示する
上記の用に、H1フラクタルが出てから逆張り仕掛けても、2か所はブレークイーブン、2か所はそれなりにとれる形になります。
3.1時間足を見て仕掛ける
Gewinn9では、上の条件を満たしたら状態でH1でフラクタルが出たら売り買いするというアルゴリズムです
2本前に出ている上フラクタルですが、赤◀が示すバーの終値で確定しますが、それではさすがに遅すぎてチャンスを逃すということで、EAでは始値時点で2本前にフラクタルが出てればポジションオープンとしています。
上髭っぽいやつとかピンバーとかロウソク足形状での判断もありかなーと思っています。次のバージョンでいろいろ試したいなと。
4.損切Pipsを決める&両建てしない
損切を指定した場合と、指定しなかった場合では、かなり成績が違います。損切した方が成績が良いです。
思った方向と逆行した場合は素直に損切して次のチャンスに備えた方がいいです。
それもあまり大きすぎると一撃の損失がでかすぎるので、今回のようなテクニカルベースのデイトレの場合、前回高値安値+4時間足ATRかつ最大150Pipsぐらいがよさそうです。
今回のEAでは実現できてないのですが、終値ベースでここを超えたら損切!っていうラインと、損失限定のポジションに設定する損切ラインは分けた方がよさそうな結果も出ています。このあたりまだテスト不足でV120ではちょっと大きめにとってます。
両建有り無し比較しましたが、同じアルゴリズムでトレードする場合は、両建するより、今持っているシグナルと反対方向のポジションを閉じた方がテスト結果は上でした。
(※EAでは、その場合ポジションクローズで終了。新しく逆方向のポジションは立てずに次の機会を待つようにしています。)
両建てを行う場合は、戦略が両建て前提になっているトレードに限るのかと思います。(例えば株主優待目的の両建て戦略とか・・・。)
5.ブレークイーブン&トレイリングストップは有効
正直逆張りは、すぐさま戻ってきてしまう事も多々あります。その際損切Pipsまで耐えるのではなく、さっさと負けなしでポジションを閉じてしまう事も重要なようです。
もう一回行きそうなら、その時にまたポジションをオープンするといことで。
MT4の場合は、決済サポートツールなどで、自動的に行うようにしておいた方がいいかと思います。FX-ONで購入可能な有名どころだと、決済サポート君でしょうか?
本当は利益が最大のところで決済したいのですが、なかなか難しい。トレイリングで追いかけた方が利益が大きいというバックテスト結果となっています。
トレイリングは固定値よりATRを見ながら変動させた方がよさそうです。チャート見ていられる人は、無料公開中のTradersATRが手動の決済ラインにできるかと思います。
■EURUSD H1 TradersATR x2/x4でのトレイリングストップ風戦略
うん。最近EURUSDトレードしていないですが、再開前に自分用に決済補助EA作ること!(メモメモ)
・・・・。
以上です。
うん、ちょっとタイトル的に釣りすぎたかもしれません・・・。こんなんで攻略できるかー!って言われそうです。
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