TEMAはなめらかさと追従性を両立させることを目指した特殊なEMAで、私は平滑化Close値として利用を考えていました。
コメントでいただいて、なめらかであるなら傾きを利用できないかなぁ?ということで、TEMAの傾きを利用してのトレードを考察したいと思います。
まず傾き量がはっきりとわかるようにインジケータ化してみました。
■TEMAの傾きと傾き累計
チャート上に出ているのが、傾きによって色がわかるTEMA、中央のインジケータが傾き量、下のインジケータが傾き量の累計です。
チャートがあるトレンドにあるとき、トレンド方向の傾き量の累計と逆方向の傾き方向の累計には明確な差が発生します。
TEMAの角度が変化した際、変化前の傾き量の大小を比較することでトレードの基準になるのではないでしょうか?
■TEMA傾き変化点
傾きの変化点に○をつけてみました。
トレードルールは、TEMAの傾きが変化した際、前回、累計値が多い方向にポジションをとるというルールです。画像のようなはっきりとした下降トレンドの際にはかなりの効果があります。
■細かくTEMAが変化してしまうパターン
ただし、細かくTEMA傾きが変化をしてしまう個所も存在します。そのため単純な前回ではなく、ある期間の範囲で累計値が最も大きい方にポジションをとるといったルールになりそうです。
このあたりバックテストで検証可能ですね。来週ちょっとやってみましょう。
■TEMA傾きシリーズ
・TEMAの傾きと累計でトレードする。
http://mt4program.blogspot.jp/2016/03/mt4tema_28.html
・バックテスト結果からTEMA傾き量累積インジケータを修正した。
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