さて、ハーモニックパターン検出インジケータには二つのフィルタが搭載されています。
RSIとATRです。
それぞれON/OFFによりバックテストでの影響がどの程度あるのか検証してみました。
RSIなどのパラメータによってまた異なるかもしれませんが、こうやってみると、
RSIフィルタOFF
ATRフィルタON
2016においても2014-2016においても、損益、PF、DDのすべてにおいて、最も優秀です。
もう少し見てみましょう。
今度は、RSIの閾値を変更しながらの値です。
一番良い値は閾値を30(70と30が閾値になります)にした場合です。
RSI閾値30にすると、RSIフィルタOFFよりも、損益、PF、利得、DDのすべてが、優秀な結果となります。
その後、いったん値は悪くなり閾値45で、RSIフィルタOFFの結果と変わらなくなります。つまり閾値30が異常値となっています。
これは、RSIが有名インジケータであり、30という閾値はかなり意識されているということが見受けられます。
・ハーモニックはある程度値幅がないといけない。
・RSIにかかわらず、ハーモニック出現状況はみた方がよい。
・RSIを見る場合、30と70の閾値に着目する。
アルゴリズムとしては、両建てなしにしていますので、売り買いの方向が異なるハーモニックが出現したらとりあえずポジションはクローズしています。RSIによるフィルタが、オープン時に効いているのか、クローズ時に効いているのかは、もう少し詳しい調査がです。検査用のアルゴリズムではブレークイーブンと、両建て禁止のロジックしか組み込んでいないためクローズ戦略が足りていないという可能性も十分あります。
次のバージョンアップの機会にデフォルト値を変更したいと思います。
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