2015年10月20日火曜日

MT4 サーバーからありったけのデータを引っ張ってくる。マルチタイムフレーム版TEMA平均足の表示

マルチタイムフレーム版のTEMA平均足は、上位の足を下位の足で計算を行うという特性上、足のデータをなるべく多く必要とします。 

そのため、サーバーからありったけのデータを引っ張ってくる必要が出てきます。

過去のヒストリカルデータが存在しない前提で、サーバーからデータを取得する方法を記載していきます。 最初の一回だけの作業です。あとは普通に使っていけば勝手にデータが更新されていきます。

1.MT4表示中のチャートをすべて閉じます。

2.ツール→オプション→チャートの「ヒストリ内最大バー数」と「チャートの最大バー数」に入力可能なだけ9を入力してOKボタンを押します。
3.MT4を再起動します。
4.取引する通貨のチャートを表示し、MT4右上のアイコンのAutoScrollをOFFにします。

5.使用する時間足を選択して、チャートをクリックした後、マウスのホイールを使って過去のチャートに止まるまで移動します。

6. 5.の作業を上位の時間足に対しても行います。例えば1時間足を使う場合、4時間足、日足それぞれを選択してマウスホイールで過去データを表示します。

7.ツール→オプション→チャートの「ヒストリ内最大バー数」と「チャートの最大バー数」に、適当な値を入力してOKを押します。最新値しか見ない場合は5000本もあれば十分です。



8.MT4を再起動します。

上記の作業で、過去データをサーバーから取得可能です。少々手間ですが必要な作業となります。

EAのバックテストを行う場合も、使用する業者のデータを取得する場合も上記の作業が必要です。
FXDDのヒストリカルデータなどから長期バックテストを行いますが、やはり業者毎に数値は異なってきます。取引サーバは大体2,3か月のデータしか保持していないことが多いですが、FXDD由来のデータと比較して直近のバックテストに大きな差がないかどうかを確認するのには必要となります。
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