2016年5月23日月曜日

[MT4インジケータ]フラクタルバンドにトレンドライン描画機能を追加しました。

フラクタルバンドをアップデートします。修正点は下記の通りです。

・フラクタルの回帰直線をトレンドラインとして描画する機能を追加しました。
・フラクタルからダブルトップ・ボトムの矢印を描画する機能を追加しました。
・フラクタルの相関係数を求めて長期的なトレンドをみるインジケータを追加しました。

フラクタルの回帰直線に対する説明は前回記事をご覧ください。
フラクタルからトレンドラインを計算する。最終版

フラクタルの相関係数について下記の記事をご覧ください。
フラクタルで相関係数を計算してみる。

フラクタルトレンドにて短期的な値動きを見ながら、フラクタル相関係数で長期的な値動きを確認します。
またトレンドの上限下限を狙ってより良い位置でポジションを取っていくというのがフラクタルを利用したトレードの基本戦略となります。

■フラクタルバンド 更新内容


フラクタルバンドのパラメータがたくさん増えましたので簡単な説明を載せておきます。
■フラクタルバンドパラメータ

・このPips以下の差分は同じ値として、次の高値安値を調査しにいく。
 上限下限バンドを描画する際、同じ位置のフラクタルを無視する範囲です。

・trueの場合Close値を対象とする。falseの場合高値安値を対象とする。
 フラクタルの計算をClose値で行う場合Trueを指定します。

・Tick値ボリューム値平滑化期間
・Tick値平均期間
・Tick値とTick値を比較する際に平均側に掛けるレート
 フラクタルを算出する際にTick値によるフィルタを行います。レートを0にするとフィルタを行いません。

・ATRフィルタにおけるATR期間
・ATRフィルタ倍率 0の場合フィルタを行わない
 下限値上限値を付けた後の値動きが、ATRを超えない場合はフラクタルとして採用しません。レートを0にするとフィルタを行いません。

・計算対象矢印数
 上限下限バンドを計算する際の計算フラクタル数です。

・回帰直線を描く場合のフラクタル数
 回帰直線を描く場合のフラクタル数です。
 5分足以下の場合は20程度、それ以外では10程度をお勧めします。

・フラクタルを表示するかどうか
 フラクタルとして判定して上下矢印を描画するかどうかを指定します。

・上限下限バンドを表示するかどうか
 フラクタルから求めた上限下限バンドを表示するかどうかを指定します。値動きがレンジを示している場合はこちらの描画をお勧めします。

・ダブルトップ・ボトム矢印を表示するかどうか
 フラクタルがダブルトップ/ボトムを表している矢印を描画するかどうかをしています。
 ポジションのオープンタイミングを計ります。

・上下回帰直線を描画するかどうか
・上下回帰直線を指定σ分だけ外側にずらす
 フラクタルの上矢印、下矢印それぞれから求めた回帰直線を描画するかどうかを指定します。また描画した場合、回帰直線の標準偏差から平行移動する量をσ値で指定します。

・合成回帰直線を描画するかどうか
 フラクタルの上矢印、下矢印両方から求めた回帰直線を描画するかどうかを指定します。トレンド方向を示します。

・合計回帰直線平行線を描画するかどうか
・合計回帰直線平行線のバンド幅
 フラクタルの上矢印、下矢印両方から求めた回帰直線に対する平行線を描画するかどうかを指定します。トレンドに対するフラクタルの発生幅を描画します。

・トレンドラインを自動更新する
 フラクタルが発生するたびにトレンドラインを自動更新するかどうかを指定します。
 Falseにするとチャート左上にトレンドラインを更新するためのボタンが表示されます。

・上矢印タイプ
・下矢印タイプ
・ダブルトップ矢印タイプ
・ダブルボトム矢印タイプ
・上回帰直線色
・下回帰直線色
・合成回帰直線色
 描画に関するパラメータです。好みで変更してください。

フラクタルバンド 1680円 認証コードなしの売り切りにて販売中です。
頂点位置からレンジ帯を表示する
フラクタルバンド

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