ハーモニック形状の閾値を外部ファイル化して、ユーザが好きな形状を登録できるように変更しました。
ハーモニック定義ファイルは初回起動時に自動生成します。
MT4データフォルダ\MQL4\Files\HarmonicsPatterns.csv
ハーモニックパターンを自動検出するインジケータ
まだ、アラート機能が実装されていませんので、1680円にて6/20まで販売いたします。6/20までにアラート機能を実装する予定です。
■ハーモニック定義ファイルへのアクセス方法
1.一度、ハーモニック検出インジケータを起動します。
2.MT4のメニューからファイル→データフォルダを開くを選択します。
3.ファイルエクスプローラーが開きますので、MQL4\Filesを選択します。
フォルダ以下にHarmonicPatterns.csvファイルが生成されていれば、成功です。
このCSVファイルを変更することで、好きな形状を登録可能になります。
Excelをお持ちの方は、このCSVファイルをExceldで開いてみてください。
次のような内容になっています。Excelをお持ちでは無い方は、メモ帳でも編集可能です。
■HarmonicPatterns.csv
列の説明
・無効0 有効1
この列の値を0にすると、ハーモニックとして検出しません。
1の場合は検出対象とします。
・パターン名
パターン名称です。検出したパターン名称をチャート上に表示します。
半角英数3~4文字をお勧めします。半角英数以外を利用する場合、インジケータ側でフォント名パラメータを変更する必要があります。
・最大・最小・候補点列
X-B最小~X-D10までの各列の関係は次の図の通りです。
XABCが確定した後の、D点候補は最大10個まで登録可能です。
MT4のCSV読み込み仕様の問題で、列数が変わってしまうと正しく読めませんので、ファイルを編集する際は,を削除してしまわないようにご注意ください。
■変更例
では早速、修正してみましょう。
クラブパターンにおいて、2.618の候補点を追加してみたいと思います。
HarmonicPatterns.csvファイルのX-D2列を0から2.618に変更します。
ハーモニック検出インジケータを再設定します。
・変更前
・変更後
クラブパターンに2.618の点が追加されました。
※インジケータ側設定にてB-D点間の条件を抽出条件とするをfalseにしています。これをtrueにして運用される場合は、B-D間最大の条件も変更する必要があります。
このように、インジケータのアップデートを行わなくても、最新のハーモニックを自分で追加可能です。
なお、今後のバージョンアップで、ハーモニックパターンのサンプルCSVを随時更新していく予定です。
■V2.00 パラメータ説明
※V1.00時点でのパラメータは
ハーモニック検出インジケータリリースのお知らせ
をご覧ください。V2.00で追加分のみを説明しています。
・B-D間の条件を抽出条件とする
ハーモニックパターンのうち、B-D間の条件を抽出条件とする場合trueをしています。デフォルトはfalseとなっています。XABCまでの形状が確定したら、B-D間は無視して、X-D間で値を達成した時点でハーモニックを描画します。
・ハーモニック定義ファイル
ハーモニック定義ファイルのファイル名を指定します。複数ファイルを用意して使い分けた場合は、この値を変更することで使い分けが可能です。
・パターン名列をチャートに表示するかどうか
ハーモニックを描画する際、パターン列に指定されている文字列も合わせて描画するかどうかを指定します。
・フォントサイズ
・フォント名
ハーモニックを描画する際の数値、パターン名のフォントサイズと、フォントを指定します。
次回のバージョンアップではアラート機能の追加を予定しています。
あとは、検出精度というか頻度を上げるために、検出アルゴリズムの改造を検討中です。
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