ハーモニックパターンは過去チャート形状から反転位置を予想しています。
では、実際に反転し始めるタイミングでポジションをとるにはどのようにした方が良いのでしょうか?
ハーモニックの教科書的には Potential Reversal Zone(PRZ)の範囲でプライスアクションをみて判断となります。
私のインジケータでも簡易的にPRZととしてDC0.127を表示していますが、形状によって、ころころ変わります。ハーモニックがフィボナッチ視点からのインジケータですから、同じ視線ではなくて違う視線のインジケータで、もうちょっと統計的観点から見れて、これ!ってはっきりと明示できる組み合わせはないでしょうか?
ということで、反転タイミングをつかむというので、まず思い出すのはRCIです。
RCIはスピアマンの順位相関係数をもとに、順位の相関ズレを測定するテクニカル指標です。相関とかいい言葉ですね!!!大好きです。
ということで、ハーモニック+RCIを見てみましょう。
EURUSD H1における、ハーモニックパターン+RCIです。
RCIは自作インジケータを使っています。公開しているものは線しか出しませんが、トレード位置サインがわかるようにチャート上に矢印を出すように改造しています。矢印を出すタイミングを複数選択可能にしています。変化率分散バンドの特典で配布したものです。
■ここ最近のEURUSD H1 ハーモニック+RCI
さらーとみると、ハーモニックパターン+RCIで大体7回トレードがあって、5勝2敗ぐらいになります。EURUSDは現在、ハーモニックそのものが結構ヒットしてしまっている状況ですので、もうちょっと別の場所も見てみます。
■下げ局面で連続してハーモニック検出
下げ局面でハーモニックが連続して出現した箇所です。
うちRCIの買いと同時に発生したのは、2回で、ストップ位置をどこに置くかにもよりますが、1勝1敗ぐらいの成績となります。
下げ局面のハーモニックだけで見てしまうと、1勝4敗ですから、5割には持っていけましたね。
二つのRCIクロスでもサインを出していますが、これを閾値越えのみに限定するとより強力にフィルタリングされます。
■下げ局面で連続してハーモニック検出(上の少し先の時間、RCIを閾値越えのみ)
この場合、次の上げ下げ局面でのハーモニック連続検出も含めて勝率100%となりました。
(チャートの画像は、少しだけ右にずらしてあります)
初動が遅くなる傾向があるため、イベントタイミングなどでの一瞬の反発を狙うには向いていませんが、流れの変化をつかむのにRCIはかなり有効です。
最近、忙しくてあまりトレードできていませんが、現在は、ハーモニック+RCIを基本にチャートを眺めています。
やはり、ハーモニックパターンインジケータとしては、シンプルな機能にとどめておくべきというご意見をいただきましたので取り込む方向はなしで~。ブログネタとして提示レベルにとどめておきます。
ハーモニックパターンを自動検出するインジケータ
(追伸)
・・・・・明日あげようと思っていた記事が、操作ミスでアップされてしまっていました・・。
明日(7/21)はブログお休みです^^;;
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