FX-ONのサイトで、改めてS/Rオシレータを無料でアップしました。
ブログ左のリンクからダウンロードできます。
高値、安値を表すオシレータとしてはかなり優秀な子です。15分足で単純に逆張りで仕掛けてもトータルでは+になります。トレンド中かどうかを見極めることができれば相当な+となるかと。
詳しくは過去記事で。
「相場は重力に縛られるのか?S/Rオシレータを作ってみた。」で公開しているS/Rオシレータです。ソースコードもブログに公開していますので、ソースに興味がある方は、そちらをご覧ください。
「相場は重力に縛られるのか?S/Rオシレータを作ってみた。」
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/sr_8.html
「青赤荒れ狂う! MT4でS/Rオシレータのシグナルを青赤帯でチャートに表示する。」
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mt4sr_79.html
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mt4sr_13.html
単純にEAで検証してみても+になる珍しい逆張り系オシレータです。
「MT4 EAアルゴリズムを考える。 実はかなり優秀かも! S/Rオシレータを検証してみた。」
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mt4-ea-sr_8.html
2015年7月23日木曜日
2015年7月22日水曜日
EMAとSMAのデッドクロスは買い!!!(ただしトレンド時のみ)
ちょっと自分の作業に手いっぱいでブログが滞り気味・・・。
まぁ今更なのですが、移動平均のEMAとSMAの比較です。
EMAは
ema[i] = price * α + ( 1 - α ) * ema[i+1]
という計算式で求めます。
このα値の計算ですが、最大の遅れ量がSMAと一致する計算式があります。
α = 2 / ( n + 1)
というやつです。教科書にもよく乗っていますよね。
Excelで視覚化して効果を見てみると、
確かに遅れ量が途中でSMAと一致します。
価格に変化があると、SMAより早く変化を始めることが分かります。
灰色の線がSMA、オレンジの線がEMAです。
SMAよりEMAの方が早く変化を始めることが分かります。
この遅れ量が一致するのに変化時だけは一致しないというEMAの特性により、トレンドを表すSMAと途中まで一致して、変化し始めるとSMAとずれが発生します。ちょうど赤丸の部分です。
その際、もちろんトレンドの変化を表すこともありますが、実際の値動きでは、頻繁にクロスするので役に立ちません。ただしトレンドが出ている相場では、ちょうとポジションを持つタイミングを示すことがあります。
■SMAとSMAのデッドクロスが押し目買いのタイミングを表す。
21SMAと21EMAと42SMAを表示しています。
不思議ですよねー。
SMAとEMAの遅れ量が変化したタイミングを一時的な変化点としてとらえるという考え方です。
ちなみにトレンドが変化すると次のゴールデンクロスが発生せずに、21SMAの方向が変わります。
ちなみに21は主要サイクル周期の平均値から、42は2倍の周期ってことで使ってみました。
あー。行ったり来たりする相場では、往復ビンタを食らいますので、ご利用は慎重に^^;;;<EAで検証してみた(w
まぁ今更なのですが、移動平均のEMAとSMAの比較です。
EMAは
ema[i] = price * α + ( 1 - α ) * ema[i+1]
という計算式で求めます。
このα値の計算ですが、最大の遅れ量がSMAと一致する計算式があります。
α = 2 / ( n + 1)
というやつです。教科書にもよく乗っていますよね。
Excelで視覚化して効果を見てみると、
確かに遅れ量が途中でSMAと一致します。
価格に変化があると、SMAより早く変化を始めることが分かります。
灰色の線がSMA、オレンジの線がEMAです。
SMAよりEMAの方が早く変化を始めることが分かります。
この遅れ量が一致するのに変化時だけは一致しないというEMAの特性により、トレンドを表すSMAと途中まで一致して、変化し始めるとSMAとずれが発生します。ちょうど赤丸の部分です。
その際、もちろんトレンドの変化を表すこともありますが、実際の値動きでは、頻繁にクロスするので役に立ちません。ただしトレンドが出ている相場では、ちょうとポジションを持つタイミングを示すことがあります。
■SMAとSMAのデッドクロスが押し目買いのタイミングを表す。
21SMAと21EMAと42SMAを表示しています。
不思議ですよねー。
SMAとEMAの遅れ量が変化したタイミングを一時的な変化点としてとらえるという考え方です。
ちなみにトレンドが変化すると次のゴールデンクロスが発生せずに、21SMAの方向が変わります。
ちなみに21は主要サイクル周期の平均値から、42は2倍の周期ってことで使ってみました。
あー。行ったり来たりする相場では、往復ビンタを食らいますので、ご利用は慎重に^^;;;<EAで検証してみた(w
2015年7月21日火曜日
移動平均遅延を利用する。その3 移動平均x移動平均 作ってみよう!
某長期休載中マンガ風サブタイトル。早く再開しないかなぁ??
さておき移動平均遅延を利用しよう シリーズその3です。
その1、その2はこちらから。
その1:http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/blog-post_33.html
その2:http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mama_8.html
サンプルプログラムがたくさんあるページを目指していたのですが、ここ最近プログラムをアップしていないため、久し振りにプログラムです。
移動平均のクロスを参考にされている方は、ぜひ自分の指標と比べてみてください。だましの値動きに強くかつ早めにシグナルをだしていることが分かると思われます。
私は、遅延指数を取得する場合には、いつも7LWMAを使用しています。LWMAは遅延数の計算が簡単で、単純移動平均に比べて少ない遅延で済みます。(7SMAの遅延量は3、7LWMAの遅延量は2と同じ7要素を平滑化しても遅延が少なくてすみます。)4LWMAで1遅延でもよいのですが、グラフ上で見るときにはちょっと線が近すぎて見えにくいので、2遅延を使用しているという形です。
余談ですが、先行値として開発したオシレータでは、4LWMAを使用しています。遅延が1で済みます。たとえばトレンド強度オシレータのトレンド強度を4LWMAで平滑化しています。先行指数は暴れるので平滑化を行いたいところですが、あまり強くかけてしまうと先行値の意味がなくなってしまいます。そこで、最低限の1遅れで済む4LWMAを使用しています。3SMAも同じ遅延ですが、LWMAにすると4要素分を使用した平滑化が可能です。
※ただ、相関もそうですが、トレンド強度など、行ったり来たりする指標にはEMAの方が向いているような気もしています。EMAの特性として一定方向に動く際には遅延が解消されていき、方向が転換すると機敏に反応する為です。そのうちのバージョンアップで変更するかもしれません。
プログラム的な着目点は、iMAOnArrayを使用していない事です。
MQLには配列の移動平均を算出するiMAOnArrayという関数が実装されています。本来ならわざわざ自力で計算する必要性はありません。ところがiMaOnArrayの中身がどうなっているかわかりませんが、あほほど遅いです。単純移動平均ですら、毎回、全要素分、移動平均求めているのではなか?と疑うぐらい遅いです。1要素計算するのに毎回msオーダーです。自力計算と比較して100倍ぐらい遅いです。MT4で実装されている主要な移動平均は4つだけで、計算も大して難しくないため、ここは自力で計算することにしています。バグが怖いといえば怖いのですが、余りにも遅すぎるiMAOnArrayなのでした。
■お知らせ
トレンド強度-相関オシレータを少しバージョンアップしました。
相関係数にEMAをかけて平滑化を行うようにしました。EAに組み込んで検証中なのですが、平滑化なしだと少し敏感すぎるようです。
ご好評いただいております予測移動平均ボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドの欠点を解決する! 高追従型ボリンジャーバンド
トレンド強度-相関オシレータ単品と同じ値段で周期解析がついてきます。
トレンド・周期解析を組み合わせて相場を制する!
またさらに、予測移動平均ボリンジャーバンドとのセット販売も開始しました。単品で購入するよりお買い得となっていますので、よろしければ、こちらもご検討ください。
価格の行き過ぎ、トレンド、周期を確認して相場を制するセット
さておき移動平均遅延を利用しよう シリーズその3です。
その1、その2はこちらから。
その1:http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/blog-post_33.html
その2:http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mama_8.html
サンプルプログラムがたくさんあるページを目指していたのですが、ここ最近プログラムをアップしていないため、久し振りにプログラムです。
移動平均のクロスを参考にされている方は、ぜひ自分の指標と比べてみてください。だましの値動きに強くかつ早めにシグナルをだしていることが分かると思われます。
私は、遅延指数を取得する場合には、いつも7LWMAを使用しています。LWMAは遅延数の計算が簡単で、単純移動平均に比べて少ない遅延で済みます。(7SMAの遅延量は3、7LWMAの遅延量は2と同じ7要素を平滑化しても遅延が少なくてすみます。)4LWMAで1遅延でもよいのですが、グラフ上で見るときにはちょっと線が近すぎて見えにくいので、2遅延を使用しているという形です。
余談ですが、先行値として開発したオシレータでは、4LWMAを使用しています。遅延が1で済みます。たとえばトレンド強度オシレータのトレンド強度を4LWMAで平滑化しています。先行指数は暴れるので平滑化を行いたいところですが、あまり強くかけてしまうと先行値の意味がなくなってしまいます。そこで、最低限の1遅れで済む4LWMAを使用しています。3SMAも同じ遅延ですが、LWMAにすると4要素分を使用した平滑化が可能です。
※ただ、相関もそうですが、トレンド強度など、行ったり来たりする指標にはEMAの方が向いているような気もしています。EMAの特性として一定方向に動く際には遅延が解消されていき、方向が転換すると機敏に反応する為です。そのうちのバージョンアップで変更するかもしれません。
プログラム的な着目点は、iMAOnArrayを使用していない事です。
MQLには配列の移動平均を算出するiMAOnArrayという関数が実装されています。本来ならわざわざ自力で計算する必要性はありません。ところがiMaOnArrayの中身がどうなっているかわかりませんが、あほほど遅いです。単純移動平均ですら、毎回、全要素分、移動平均求めているのではなか?と疑うぐらい遅いです。1要素計算するのに毎回msオーダーです。自力計算と比較して100倍ぐらい遅いです。MT4で実装されている主要な移動平均は4つだけで、計算も大して難しくないため、ここは自力で計算することにしています。バグが怖いといえば怖いのですが、余りにも遅すぎるiMAOnArrayなのでした。
■お知らせ
トレンド強度-相関オシレータを少しバージョンアップしました。
相関係数にEMAをかけて平滑化を行うようにしました。EAに組み込んで検証中なのですが、平滑化なしだと少し敏感すぎるようです。
ご好評いただいております予測移動平均ボリンジャーバンドです。
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トレンド強度-相関オシレータ単品と同じ値段で周期解析がついてきます。
トレンド・周期解析を組み合わせて相場を制する!
またさらに、予測移動平均ボリンジャーバンドとのセット販売も開始しました。単品で購入するよりお買い得となっていますので、よろしければ、こちらもご検討ください。
価格の行き過ぎ、トレンド、周期を確認して相場を制するセット
//------------------------------------------------------------------ // 移動平均&移動平均移動平均 #property copyright "Copyright 2015, Daisuke" #property link "http://mt4program.blogspot.jp/" #property version "1.00" #property strict #property indicator_chart_window #include//バッファーを指定する。 #property indicator_buffers 2 //プロット数を指定する。 #property indicator_plots 2 #property indicator_label1 "MA" #property indicator_type1 DRAW_LINE #property indicator_color1 clrYellow #property indicator_style1 STYLE_SOLID #property indicator_width1 1 #property indicator_label2 "MAMA" #property indicator_type2 DRAW_LINE #property indicator_color2 clrRed #property indicator_style2 STYLE_DOT #property indicator_width2 1 // 入力パラメータ 移動平均期間 input int MaPeriod = 21; //入力パラメータ 表示移動 input int MaShift = 0; //入力パラメータ 移動平均種別 input ENUM_MA_METHOD MaMethod = MODE_SMA; //入力パラメータ 適用価格 input ENUM_APPLIED_PRICE MaPrice = PRICE_MEDIAN; //入力パラメータ 移動平均移動平均種別 input int MaMaPeriod = 7; //入力パラメータ 移動平均移動平均種別 input ENUM_MA_METHOD MaMaMethod = MODE_LWMA; // バッファー double ma[]; double mama[]; // 平滑化指数 double alfa; //------------------------------------------------------------------ //初期化 int OnInit() { if( MaMaPeriod <= 1 || MaPeriod <= 1 ) return INIT_PARAMETERS_INCORRECT; //インジケーターバッファを初期化する。 SetIndexBuffer(0, ma); SetIndexBuffer(1, mama); SetIndexDrawBegin(0, MaPeriod); SetIndexDrawBegin(1, MaPeriod + MaMaPeriod); string short_name = "MAMA( " + IntegerToString(MaPeriod)+ "," + IntegerToString(MaMaPeriod) + " )"; IndicatorShortName(short_name); alfa = 2.0 / ( MaMaPeriod + 1.0); return(INIT_SUCCEEDED); } //------------------------------------------------------------------ //計算イベント int OnCalculate(const int rates_total, //各レート要素数 const int prev_calculated, //計算済み要素数 const datetime &time[], //要素ごとの時間配列 const double &open[], //オープン価格配列 const double &high[], //高値配列 const double &low[], //安値配列 const double &close[], //クローズ価格配列 const long &tick_volume[], //ティック数(要素の更新回数) const long &volume[], //実ボリューム(?) const int &spread[]) //スプレット { //元となる値を計算する。 for( int i = (rates_total - prev_calculated - 1); i >= 0 && !IsStopped(); i-- ) { ma[i] = iMA(NULL, PERIOD_CURRENT, MaPeriod, MaShift, MaMethod, MaPrice, i); if( i > rates_total - MaPeriod - MaMaPeriod ) { mama[i] = ma[i]; continue; } // iMaOnArrayは、ものすごく遅い。高速化のため移動平均は自力で計算する。 double sum = 0; double count = 0 ; switch( MaMaMethod ) { case MODE_SMA: // 単純移動平均 for( int j = i; j < i + MaMaPeriod; j++ ) { sum += ma[j]; count ++ ; } mama[i] = (count == 0 ? 0 : sum / count); break; case MODE_LWMA: // 線形加重移動平均 for( int j = i; j < i + MaMaPeriod; j++ ) { sum += ma[j] * (MaMaPeriod - j + i); count += (MaMaPeriod - j + i); } mama[i] = (count == 0 ? 0 : sum / count); break; case MODE_SMMA: // スムース移動平均 mama[i] = (mama[ i + 1 ] * ( MaMaPeriod - 1 ) + ma[i]) / MaMaPeriod; break; case MODE_EMA: // 指数平滑化移動平均 mama[i] = ma[i] * alfa + (1 - alfa) * mama[i + 1]; break; } } return(rates_total - 1); }
2015年7月20日月曜日
移動平均遅延を利用する。その2 移動平均に移動平均?MAMAの利用法
「移動平均遅延を利用する。その1」
の続きです。
移動平均同士のクロスは遅延が発生して判断が遅い事を示しました。
まぁ、では移動平均の算出期間を短くすればいいんでは?と思いますが、例えば単純移動平均の場合21本以下にすると主要周期より短くなってしまい、周期成分を取り込んでしまいます。それでは意味がありません。
そこで、移動平均の移動平均をとるというのはどうでしょうか?
図は、21単純移動平均、21単純移動平均の4線形加重平均(4LWMA)および41単純平均のグラフです。
LWMAの遅延量は(n-1)/3で計算されます。
4LWMAの遅延量 = (4-1)/3 = 1
となり、21単純移動平均より1本遅れて追従します。
この場合、クロス位置の遅延量は10+1/2=10.5となり、41単純移動平均のクロス位置より半分の位置でシグナルが出る事になります。またさらに短い移動平均である11単純移動平均と21単純移動平均のクロスをとった時の遅延と0.5しか変わりませんが、21単純移動平均の滑らかさを保っています。
これは二つの価格に対する移動平均のクロスを取るより、移動平均と移動平均移動平均のクロスをとったほうが、ほぼ同じ遅延で短期成分を取り除いた判断が行えることを示しています。
このように、移動平均は遅延するという事を利用すると、ある計算された指標に対して遅延データを生成することができます。元の指標計算時に平滑化が入っていれば、その平滑化効果を引き継いだ状態で遅延データを作成できます。その値を遅行シグナルとして扱うことでクロスや差分変化を取引基準とすることが可能になってきます。
ということは、手前味噌で申し訳ありませんが^^;;; 予測移動平均に適用するのはどうでしょうか?予測移動平均はなるべく滑らかさを失わずになるべく高速に追従させることを目標にした移動平均です。
滑らかさと高速な追従性の両立が売りです。
その予測移動平均にLWMAを使って少しだけ遅延させた移動平均移動平均を描画することで、滑らかさを保持したままクロス値を取引の参考にできるのではないでしょうか?
ということでやってみました。
・・・・。む、むむむ?かなりいけてるんではないですか?これ。
画像は、MaPriceパラメータをPRICE_MADIANに変更して、予測移動平均と予測移動平均の7LWMAをとったグラフです。7LWMAは予測移動平均に比べて2本遅れています。
せっかくなので、予測移動平均ボリンジャーバンドをご購入いただいた向けに、無料インジケータとして登録しました。予測移動平均ボリンジャーバンドをご購入の皆様は、ぜひ試してみてください。
予測を遅延させて、クロスで変化点をとる
Close値でクロスを判断するよりMedian値で判断したほうが精度が高いにように思われます。
MaPriceパラメータを変更してお試しください。
さておき、このように遅延という客観的な数字に着目すると、逆に遅延を利用することが可能となってきます。これらは伝統的に使われておりMACDやストキャスなどでも移動平均をとったシグナルラインとのクロスをみます。あれらは、この遅延量の異なる二つの値を比較するという論理に成り立っています。
また移動平均期間も経験と直感だけではなく、遅延という数値で判断すると自分がどのスパンの取引をしたいかで選択が可能です。
皆様もぜひ移動平均の遅延に着目してみてください。SMAとLWMAは簡単な計算で遅延量を求めることができます。
SMA遅延量=(n-1)/2
LWMA遅延量=(n-1)/3
EMA遅延量=指数変化で計算難しい(汗 SMAとLWMAの間
さて、宣伝です。
ご好評いただいております予測移動平均ボリンジャーバンドです。
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またさらに、予測移動平均ボリンジャーバンドとのセット販売も開始しました。単品で購入するよりお買い得となっていますので、よろしければ、こちらもご検討ください。
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PS. FX-ONさんって、なんでPNGファイルだめなんですかね。PNGファイルで画像をアップするとサムネイル画像に採用されなかったりします・・・。チャートとかjpgにすると圧縮ノイズが目立って汚くなっちゃうんですけどねー。
の続きです。
移動平均同士のクロスは遅延が発生して判断が遅い事を示しました。
まぁ、では移動平均の算出期間を短くすればいいんでは?と思いますが、例えば単純移動平均の場合21本以下にすると主要周期より短くなってしまい、周期成分を取り込んでしまいます。それでは意味がありません。
そこで、移動平均の移動平均をとるというのはどうでしょうか?
図は、21単純移動平均、21単純移動平均の4線形加重平均(4LWMA)および41単純平均のグラフです。
LWMAの遅延量は(n-1)/3で計算されます。
4LWMAの遅延量 = (4-1)/3 = 1
となり、21単純移動平均より1本遅れて追従します。
この場合、クロス位置の遅延量は10+1/2=10.5となり、41単純移動平均のクロス位置より半分の位置でシグナルが出る事になります。またさらに短い移動平均である11単純移動平均と21単純移動平均のクロスをとった時の遅延と0.5しか変わりませんが、21単純移動平均の滑らかさを保っています。
これは二つの価格に対する移動平均のクロスを取るより、移動平均と移動平均移動平均のクロスをとったほうが、ほぼ同じ遅延で短期成分を取り除いた判断が行えることを示しています。
このように、移動平均は遅延するという事を利用すると、ある計算された指標に対して遅延データを生成することができます。元の指標計算時に平滑化が入っていれば、その平滑化効果を引き継いだ状態で遅延データを作成できます。その値を遅行シグナルとして扱うことでクロスや差分変化を取引基準とすることが可能になってきます。
ということは、手前味噌で申し訳ありませんが^^;;; 予測移動平均に適用するのはどうでしょうか?予測移動平均はなるべく滑らかさを失わずになるべく高速に追従させることを目標にした移動平均です。
滑らかさと高速な追従性の両立が売りです。
その予測移動平均にLWMAを使って少しだけ遅延させた移動平均移動平均を描画することで、滑らかさを保持したままクロス値を取引の参考にできるのではないでしょうか?
ということでやってみました。
・・・・。む、むむむ?かなりいけてるんではないですか?これ。
画像は、MaPriceパラメータをPRICE_MADIANに変更して、予測移動平均と予測移動平均の7LWMAをとったグラフです。7LWMAは予測移動平均に比べて2本遅れています。
せっかくなので、予測移動平均ボリンジャーバンドをご購入いただいた向けに、無料インジケータとして登録しました。予測移動平均ボリンジャーバンドをご購入の皆様は、ぜひ試してみてください。
予測を遅延させて、クロスで変化点をとる
Close値でクロスを判断するよりMedian値で判断したほうが精度が高いにように思われます。
MaPriceパラメータを変更してお試しください。
さておき、このように遅延という客観的な数字に着目すると、逆に遅延を利用することが可能となってきます。これらは伝統的に使われておりMACDやストキャスなどでも移動平均をとったシグナルラインとのクロスをみます。あれらは、この遅延量の異なる二つの値を比較するという論理に成り立っています。
また移動平均期間も経験と直感だけではなく、遅延という数値で判断すると自分がどのスパンの取引をしたいかで選択が可能です。
皆様もぜひ移動平均の遅延に着目してみてください。SMAとLWMAは簡単な計算で遅延量を求めることができます。
SMA遅延量=(n-1)/2
LWMA遅延量=(n-1)/3
EMA遅延量=指数変化で計算難しい(汗 SMAとLWMAの間
さて、宣伝です。
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PS. FX-ONさんって、なんでPNGファイルだめなんですかね。PNGファイルで画像をアップするとサムネイル画像に採用されなかったりします・・・。チャートとかjpgにすると圧縮ノイズが目立って汚くなっちゃうんですけどねー。
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