2015年10月1日木曜日
[書評]史上最強 図解 これならわかる!統計学
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ということで(?)、書評です。
そもそも、そーいえば統計って、もう忘れたなー。仕事で使うときあるけど、ツールが自動計算だしなー。的なやつです。
この前の開発者飲み会でも「単純な統計ってFXに役に立たないですよね?」とか言われちゃってます。
・・・・が、FXでちゃんと統計使ったインジケータで有名どころなんて一つも存在しません。ボリンジャーバンドが標準偏差を持ち出していますが、あちらは標準偏差の使い方が間違っています。
そこで、基本的な統計学を一から勉強しなおすのに選んだ本がこちらです。
図解!と書いてあるだけあって、とてもわかりやすく簡単に解説されています。
通貨間の相関調査など、値動きの観察をする際に客観的な数値を出すのに統計はやはり重要なツールですので、ぜひ基本から学びたいというときや、高校時代に倣ったけど、使わないからすっかり忘れた!という方は、簡単なこの本から入ってみてはいかがでしょうか?
もし結構覚えているようでしたら、この本は簡単すぎるかもしれません。私はほとんど知識が消えていたので(^^;;とても役に立ちました。
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2015年9月30日水曜日
[書評]ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版
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昨日に引き続き、影響を受けている本の書評です。
ウィリアムズ%Rなどのインジケータでも知られるラリーウィリアムズさんの短期売買に関する本です。
この業界ではバイブル的な扱いの本ですね。
内容的にはFXより株向けではありますが、考え方という面では気が付かされるものがあります。
ランダムウォークに対する反論を主に展開しており、
相場には曜日・値動きに対するある程度の相関がみられる点を挙げ、これらの相関を見つけ出し取引することの重要性を示しています。
また、ポジションに対する戦略の重要性にかなりのページを割いています。こちらは具体的な例が掲載されておりEAにも展開しやすい内容です。
ポンドと金の関係など、複数の相場情報から相関が高いものを抽出する考え方はとても参考になります。
ちなみに余談ですが、このような相関を抽出するという意味では、人工知能の分野が大得意とするところです。ベイジアンネットワークなどもそうですし、ここ最近だとディープラーニングです。ただし、このレベルになるとMT4でのプログラムだけでは対応が不可能です。外部のアプリで解析した結果を取り込む必要があります。さらに蛇足ですが、ディープラーニングといえばNVIDIA DIGITSが今熱いですよね。Ver2が夏に出たばかりで全世界の人たちが一生懸命ぶん回している最中です。きっとFXのデータ突っ込んで回している人いっぱいいるんだろうなぁ・・。
書評より余談が長くなってしまいましたが、
・勝つためには特徴を捉えること
・戦略を考えること
というのを、この本から学びました。
あと、アナリスト予想のあいまいさを明記しています。ファンダメンタルの難しさが記載されていますので、そのあたり気になる人も一読の価値があるかと思います。
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2015年9月29日火曜日
[書評]ロケット工学投資法
なんとなくですが、強く影響を受けた本を書評を。
■ロケット工学投資法
※画像をクリックするとAmazonのページに飛びます。
ジョン・F・エーラースさんという、EA開発の世界では有名な方が書かれています。
2013年ぐらいまでEAの世界で猛威を振るったR-Mesa 3というシステムを作成した方です。
この方は勉強会などの開催や執筆にも熱心で、ロケット工学投資法もその一つです。
この本は私がEAやインジケータの開発を行うようになってから読んでとても影響を受けた本です。
ロケット工学となっていますが、実際には信号解析の手法をFXに取り入れて取引タイミングを計るやり方が記載されています。
掲載されているアルゴリズムは、そのままでは現在の相場には適用できにくいことがありますが、数理解析を取り入れる考え方に強く影響を受けました。数学を武器にFXにチャレンジしよう!と思ったのもこの本がきっかけになっています。
この本を読んだあとから、統計学を改めて勉強しなおしたり、モデル化について学習したり、ウェーブレット変換について実装してみるきっかけになりました。
ちなみに本の内容はがっつりベクトル演算的な数式盛りだくさんで、EasyLanguageという日本ではなじみのないと思われるMultiChartsというアプリ向けの言語でサンプルコードが乗っていたりします。高校レベルの数学知識が要求されます。なんとなく掲載コードにバグがあるような気もします^^;;
じっくり読みこんで深く理解する必要があるという意味ではかなり読み手を選ぶ本だとも感じました。
なお、最新の書籍はこちら。まだ未読です。
※画像をクリックするとAmazonのページに飛びます。
結構ぐっとくるお値段ですが、いつか読破したいと狙っています。まぁ値段より英語なのが最大のネックですが・・・。
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■ロケット工学投資法
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ジョン・F・エーラースさんという、EA開発の世界では有名な方が書かれています。
2013年ぐらいまでEAの世界で猛威を振るったR-Mesa 3というシステムを作成した方です。
この方は勉強会などの開催や執筆にも熱心で、ロケット工学投資法もその一つです。
この本は私がEAやインジケータの開発を行うようになってから読んでとても影響を受けた本です。
ロケット工学となっていますが、実際には信号解析の手法をFXに取り入れて取引タイミングを計るやり方が記載されています。
掲載されているアルゴリズムは、そのままでは現在の相場には適用できにくいことがありますが、数理解析を取り入れる考え方に強く影響を受けました。数学を武器にFXにチャレンジしよう!と思ったのもこの本がきっかけになっています。
この本を読んだあとから、統計学を改めて勉強しなおしたり、モデル化について学習したり、ウェーブレット変換について実装してみるきっかけになりました。
ちなみに本の内容はがっつりベクトル演算的な数式盛りだくさんで、EasyLanguageという日本ではなじみのないと思われるMultiChartsというアプリ向けの言語でサンプルコードが乗っていたりします。高校レベルの数学知識が要求されます。なんとなく掲載コードにバグがあるような気もします^^;;
じっくり読みこんで深く理解する必要があるという意味ではかなり読み手を選ぶ本だとも感じました。
なお、最新の書籍はこちら。まだ未読です。
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結構ぐっとくるお値段ですが、いつか読破したいと狙っています。まぁ値段より英語なのが最大のネックですが・・・。
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2015年9月28日月曜日
[MT4プログラミング]二つのMA間に雲を描く。オブジェクト版
#2016/02/04 修正 対象タイムフレームをCURRENTにすると表示されない件修正しました。
先週末はiPhone 6Sシリーズの発売日でしたね。
iPhone 6はメモリの足りなさから安定しないアプリがありましたが、6Sは今のところ安定しています。証券会社各社のiOS9対応が遅いところもちらほらありますが、対応終了のタイミングで買い替え検討されてもいいかも。
逆に、現在の動作で不具合がない場合は特に買い替え不要な感じですねー。
先週の続きです。
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mt4_12.html
さて、先週アップしました、ヒストグラムを使用した雲の描画ですが、この描画チャートの前面に表示されてしまいます。チャートが裏に隠れて見えにくいというコメントをいただきました。
■チャートのプロパティ
現在表示しているチャート右クリック→プロパティを選択から、全般タグの「チャートを前面に表示」にチェックをつけるとチャートが前に出てきますので、とりあえずの対応は可能です。
��ご指摘いただきましたstaplaさんありがとうございます。
この手法は、MT4標準の一目均衡表なでも有効です。
ただ、これですとMT4で描画するチャート全般に当てはまってしまいますので、今度はライン関係の指標がバーの裏に隠れてしまって見えにくい!という方もいらっしゃるかもしれません。
こーいうときにはオブジェクトによる背景描画が有効です。
早速やってみました。
■オブジェクトによる雲の描画
デフォルトの設定でもチャートと合成描画されるため、すべての情報が表示できているのがわかるかと思います。
コード的には、今までのオブジェクト描画を基本流用しています。
青赤荒れ狂う! MT4でS/Rオシレータのシグナルを青赤帯でチャートに表示する。その2
今回少しだけ改善点として生成した矩形のダブルクリックでの選択&移動を禁止する処理を追加しました。
ObjectSetInteger(chartId, name, OBJPROP_READONLY, true);
ObjectSetInteger(chartId, name, OBJPROP_SELECTABLE, false);
というコードで選択を禁止しています。
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ソースコードはこちらから
先週末はiPhone 6Sシリーズの発売日でしたね。
iPhone 6はメモリの足りなさから安定しないアプリがありましたが、6Sは今のところ安定しています。証券会社各社のiOS9対応が遅いところもちらほらありますが、対応終了のタイミングで買い替え検討されてもいいかも。
逆に、現在の動作で不具合がない場合は特に買い替え不要な感じですねー。
先週の続きです。
http://mt4program.blogspot.jp/2015/10/mt4_12.html
さて、先週アップしました、ヒストグラムを使用した雲の描画ですが、この描画チャートの前面に表示されてしまいます。チャートが裏に隠れて見えにくいというコメントをいただきました。
■チャートのプロパティ
現在表示しているチャート右クリック→プロパティを選択から、全般タグの「チャートを前面に表示」にチェックをつけるとチャートが前に出てきますので、とりあえずの対応は可能です。
��ご指摘いただきましたstaplaさんありがとうございます。
この手法は、MT4標準の一目均衡表なでも有効です。
ただ、これですとMT4で描画するチャート全般に当てはまってしまいますので、今度はライン関係の指標がバーの裏に隠れてしまって見えにくい!という方もいらっしゃるかもしれません。
こーいうときにはオブジェクトによる背景描画が有効です。
早速やってみました。
■オブジェクトによる雲の描画
デフォルトの設定でもチャートと合成描画されるため、すべての情報が表示できているのがわかるかと思います。
コード的には、今までのオブジェクト描画を基本流用しています。
青赤荒れ狂う! MT4でS/Rオシレータのシグナルを青赤帯でチャートに表示する。その2
今回少しだけ改善点として生成した矩形のダブルクリックでの選択&移動を禁止する処理を追加しました。
ObjectSetInteger(chartId, name, OBJPROP_READONLY, true);
ObjectSetInteger(chartId, name, OBJPROP_SELECTABLE, false);
というコードで選択を禁止しています。
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