ネットでは賛否両論ですが、私は素直に面白いと感じました。
ゴジラとかまったく興味なくても、大災害シミュレーション映画として大変よく出来ている正に日本の映画でした。おすすめです。
さて、シン・ゴジラ批評は他のブログにお任せして、FX観点から見てみます。
映画の中では、政治判断に関しては異常なほど事細やかに描画されていますが、経済に関しては、株安、円安、債券安のトリプル安&関西地価高騰というセリフしかありません。
ここで皆さんが気になったのは円安でしょう。東日本大震災の時は、どちらかと言うと円高に振れたイメージが残っています。ネット上でもちらほら円高になるんじゃ?という意見が見受けられます。
では実際の値動きを見てみたいと思います。
■2011/3/11 のドル円値動き
3/11−17まで円高が進みます。保険金支払のために海外資産を得る必要があるという思惑のニュース発信から、日本時間早朝のアタックまでです。いまでは結局この時は短期筋のし掛けと言われています。その後、協調介入で円安になりますが、民主党政権の混乱とともに再び76円台に落ち込みます。しかし結局3/17に投機筋がつけた76円台底値となり、自民党政権になった瞬間円安に基調転換でした。
この投機筋のし掛けがみんなの頭に残っているため、日本で災害→円高!と思われたのではないでしょうか?
さて、シン・ゴジラ規模の災害が東京で起こった場合どうなるでしょうか?
以下ぷちネタバレになります