[MT4インジケータ]未来はわかる!そう過去ならね!前方移動平均 シリーズです。 過去記事はこちらから
http://mt4program.blogspot.jp/2016/01/mt4-2.html
http://mt4program.blogspot.jp/2016/01/mt4_25.html
http://mt4program.blogspot.com/2016/01/mt4_29.html
ということで、前方移動平均での検証最終回です。
さて、もう少しトレンドについてみていきたいと思います。
2014と2015に発生したトレンドを拡大してみていきたいと思います。
2014年は7月10日から、大きな下向けのトレンドが発生しました。ファンダメンタル面ではポルトガル銀行危機が言われた始めたあたりです。その後、イタリアなどに飛び火した後、マイナス金利、ギリシャ危機へと続いていく流れです。チャートからも下向けのトレンドが連続して発生しているため読み取りやすいです。
2015年も年明けからユーロ安が続きます。流れが変わるのは4月ごろで、ここでやっと150本を超える上向きのトレンドが発生します。そのあとは、上下変えながらレンジっぽい動きになっていることが読み取れます。
さて、前回と今回でグラフ化をしてみました。
このようにグラフ化したのはトレードのアイデアを視覚的な直観で得やすくするためです。
このように視覚したした中からトレードのアイデアを考えていきます。
たとえば、
・大体80本を超えてくると、そのあとは100本超えることが多そう。
などです。
前方移動平均でも80本前の値は十分信頼度がある値となります。
また、トレンド長さのグラフでは、長いトレンドが発生した後は、もう一度同じ方向へのトレンドが発生することが多そうにも見えます。
しかし、これは2014年から2015年にかけて発生したEURUSDの大きな下げトレンドを見ているからの可能性もあります。実際2015年後半は、長いトレンドの後には短いトレンドが発生するといった傾向が見えなくなり、行ったり来たりしている様子がわかります。
そのため、長さだけではグラフ読み取れるように、どれだけ続くかをはっきりと予測するのはかなり難しそうです。
そこで、ある程度続いたトレンドの過去クロスを支持線・抵抗線と定義して、そこからの位置関係で取引を考える考え方はどうでしょうか?
前方移動平均と後方移動平均のクロス位置を抵抗線・支持線として利用して、そこまでの間はさらに細かい価格のインジケータで順張り・逆張りを仕掛けるなどです。
例えば、現在のEURUSD1Hにおいて、80本以上続いた後の前方後方移動平均のクロス位置に水平線を引いてみました。
割と使えるかも?
いえ、ここしか見てないので、ほかでどうだったか?をちゃんと確認必要です。まぁ、抵抗線支持線における取捨選択の一つのアイデアとして。
ブログランキングにご協力よろしくお願いします。m(._.)m